3分でわかる錦市場

京の台所、400年の歴史

錦市場が開かれた理由の一つには「地下水」が強く関係しています。 昔の錦では、地下水を利用した「降り井戸」で生ものを冷やして冷蔵庫の代わりをしていました。今でこそ、冷蔵庫があり私たちは便利に生活をしていますが、当時は井戸水自体が非常に貴重であり、冷やす方法は「井戸水」以外考えられませんでし た。江戸時代に入り1615年(元和元年)に幕府より魚問屋の称号が許され、魚市場 として栄えました。そして、昭和2年京都中央卸売市場が出来たのを境として、現在のような姿に変わっていきました。

錦小路通りは京都の目抜き通り四条通の一本北に位置し、商店街振興組合に属する店は126店舗、幅は3.25メートルから5メートル、東の端は新京極がありそこに、錦天満宮があります。この狭い通りの両側に様々な商品を扱う商店が軒を連ねています。平成5年に完成したアーケードも錦市場を象徴する顔になっています。

地元の方を始め多くの観光客が訪れ、お店の人達と話をしながらいつも大勢の人でにぎわっています。特に年末やお正月になると、各地から錦市場に人が集まり前に進めないほど賑わいます。ちなみに、錦市場は経済産業省が選定する全国の「がんばる商店街77選」に2006年に選ばれました。

錦市場では京都の旬の食材や京野菜、京漬物その他、湯葉・鰻・佃煮・蒲鉾・干物・乾物などから茶・菓子・寿司・豆腐に至るまで手に入り、試食できる店舗も沢山あります。そのままお店で食べて帰ることもできます。観光客に人気なのが、豆腐や京漬け物といったところです。

種類が豊富な上、京都独特の食文化にも触れていただけます。食べ歩くもよし、食べて帰るもよし、それが錦市場です。四季折々の旬な食材が並ぶこの商店街は、何度足を運んでも飽きさせない品揃えと人の魅力があります。 錦市場に是非一度足を運んでみてください。